苺栽培の1年間のスケジュール
9月 土作り
プランターで栽培します。
苺の苗は肥料焼けを起こしやすいので、土のpHを図り(6.0~6.5のpHが最適)、必要によっては石灰を投じます。石灰を入れたら1~2週間は間を置きます。
その後、肥料を投入、1~2週間後に苗の植え付けを始めます。
プランターは日当たりと風通しがよく雨の当たらないところにおきます。
土が乾いたらたっぷりと水をあげます。土の乾き具合は割り箸を土に刺して、割り箸に土がつかない時は、土が乾いているので水をあげます。
10月 苗の植え付け
早く植えすぎると休眠前に無駄に花が咲き、株が疲れて、春先から収穫量が減ってしまいます。
11月 花芽分化
25℃以下の気温が低くなって日が短くなることに反応して、目に見えない花芽ができます。
12月~2月 休眠
冬の寒さを乗り切るために休眠します。
葉が小さくなり、地面に張り付いて覆うようなロゼット状になります。
休眠の間に地下で根がしっかりと張って糖やデンプンを蓄え、春から生育に備えます。
3月 休眠から覚める
クラウンのところから新芽が出始めるのが休眠から覚めるサインとなります。
3月~4月 つぼみがつく
目に見える形でつぼみが付きます。
4月~5月 花が咲き、ランナーが出始める
次々に花がさき、同時に次世代の苗を残すため、ランナーが出始めます。
5月~6月 実がつく
開花から40日前後で完熟して収穫できます。
6月~7月 ランナーに子苗がつく
気温が25℃以上になると花芽はつかなくなり収穫は終了となります。